千畳敷カールは、長野県内では有数な観光地の1つで、人気の絶景スポットですね。
千畳敷カールに行くには、バスとロープウェイを乗り継いで行きますが、夏~秋にかけて、休日はすごく混雑します!
今回は、千畳敷カールに行くための、路線バスや駒ヶ岳ロープウェイの待ち時間、駐車場の混雑予想、チケットの購入方法などについて、これまでの千畳敷カールに3回程行っている私の経験も交えてご紹介します(^^)
千畳敷カールとは?
梅雨が明けると、長野県にもいよいよ夏が来た!という感じがします。夏の暑い季節、どこに行こうかな…と考えている皆さん、「千畳敷カール」へは行ったことがありますか?
千畳敷カールは、長野県内では有数な観光地の1つで、人気の絶景スポットです。木曽駒ヶ岳や宝剣岳など、周辺の山への登山のため訪れる人も多いですね!
長野県駒ヶ根市の標高2,612mに位置し、氷河によって長い年月をかけて浸食されたカール(半円形の窪地)のことで、その広さは畳1,000枚分にもなることから、「千畳敷カール」と呼ばれています。
千畳敷カールは、夏は高山植物のお花畑、秋は綺麗な紅葉が有名で、長野県内の絶景スポットとして知名度は高く、一度は行って見るべき場所ですね!!(もちろん、冬の雪景色も綺麗です)
また、千畳敷カールへは、路線バスとロープウェイを乗り継いで行くことができ、体力に自信がない方でも簡単に標高2,600mまで行くことができるので、登山者だけでなく、観光目的として、毎年全国各地から多くの人が訪れています!
千畳敷カールへのアクセス方法!
↑引用元:駒ヶ岳ロープウェイHP(クリックで拡大)
千畳敷カールへは、どうやって行くのか…?
答えはずばり、『路線バスと駒ヶ岳ロープウェイを乗り継いで行く!』です(^^)
以下に、電車の場合、車の場合の2パターンをご紹介します。
電車で行く場合
JR駒ヶ根駅 → 路線バス(約42分) → しらび平駅
しらび平駅 →駒ヶ岳ロープウェイ(7分30秒) → 千畳敷カール
JR飯田線 駒ヶ根駅から路線バスが出ているので、楽ちんですね(^^)v
車で行く場合
菅の台バスセンター横にある、大駐車場に駐車しましょう!
※マイカー規制のため、菅の台バスセンターより先は一般車両の通行はできません。
菅の台バスセンターの大駐車場 →路線バス(約30分) → しらび平駅
しらび平駅 →駒ヶ岳ロープウェイ(7分30秒) → 千畳敷カール
千畳敷カール バスとロープウェイのチケット購入方法は?
路線バスのきっぷ購入場所
- 菅の台BC大駐車場で乗車 → 菅の台BCのバス・ロープウェイきっぷ売り場で購入
(黒川平駐車場にも、バス・ロープウェイのきっぷ売り場があるようです)
- それ以外 → バスの運転手さんに支払い
駒ヶ岳ロープウェイのチケット購入場所
- 菅の台BC大駐車場 → 菅の台BCのバス・ロープウェイきっぷ売り場で購入
- それ以外 → しらび平駅窓口で購入
菅の台BCのバス・ロープウェイきっぷ売り場は、現金またはクレジットカードで支払い可能
※注 意※ 菅の台BC大駐車場の場合、バス・ロープウェイきっぷ売り場と路線バス乗り場は別です!!混雑時には、きっぷ売り場とバス乗り場、それぞれに行列ができますので、並ぶ時に間違えないようにしてください。(複数人で行く場合は、チケット購入係りとバス順番待ち係りに分かれて行動すると良いかも)
バス・ロープウェイで使えるクーポンは?
信州割SPECIAL日帰り割・宿泊割を利用した際にもらえる「観光クーポン券2,000円分」が利用できます。ぜひこの機会に使いましょう(^^) ※2022年8月9日時点の情報です。
他にも、公式フェイスブックなどにも割引クーポンが出ていることもありますので、事前にチェックしておくと良いですね!
千畳敷カール バスとロープウェイの待ち時間は?
一番最初の冒頭でもお伝えしたように、夏のグリーンシーズンから秋の紅葉シーズンにかけて、千畳敷カールに行くまでの路線バスと駒ヶ岳ロープウェイは、例年かなり混雑します!!
梅雨明け後の休日に始まり、連休やお盆期間、シルバーウィークなど、基本的に休日は大混雑すると言っても過言ではないでしょう。
新型コロナの影響を考えると、例年よりは混雑が緩和されるかもしれませんが、それでも全国各地から皆さんが来るので、例年と比べて混雑状況はそんなに変わらないんじゃないかと思います。
休日の場合、千畳敷カール行きの路線バス・ロープウェイは、始発~午前中は大混雑し、逆に帰りは午後から混雑してきます。連休などの大混雑の時は、1時間待ち~2時間待ちになることもありますので、ご注意を( ゚Д゚)!
その日の運行状況や混雑状況は、公式サイトでチェックできますので、ぜひ確認してみてください。公式サイト内の時計マークをクリックすると、運行状況や待ち時間が確認できます(^^)
千畳敷カール「早朝指定ロープウェイきっぷ」が登場!
千畳敷カール周辺には、木曽駒ヶ岳や宝剣岳などの有名な山があります。始発から千畳敷カールに向かう方は、登山者の方がほとんどですね!日帰り登山をする方は、早朝にバス・ロープウェイに乗り、千畳敷カールを出発して登山、遅くともロープウェイの最終には間に合うように下山する…という計画を立てている方が多いと思います。
休日や夏の時期はかなり混雑するので、始発に乗るつもりでいても結局乗れず、数本後にやっと乗れた!なんてこともあるので、時間にはゆとりをもって計画を立てた方が良いです!
早朝からバスやロープウェイに並ばずに千畳敷カールに行くことはできないのか…?
そんな方に朗報です!
2022年7月~10月までの期間限定で、「早朝指定ロープウェイきっぷ」が登場します!! ※2022年8月9日時点の情報です。
この「早朝指定ロープウェイきっぷ」を使えば、菅の台バスセンターで長蛇の列に並ばずに千畳敷カールまで行けますね(^^)♪
方 法:ネットで申し込み → 当日の朝現金で支払い
実施日:2022年7月16日(土)~2022年10月10日(月・祝)の特定日
人 数:1日40名限定(大人きっぷ35枚/小人きっぷ5枚)
金 額:大人往復 5,600円/小人往復 3,500円
千畳敷カール周辺を散策するだけの場合は、散策コースによってはそんなに時間がかからないので、午後からバスに乗っていくことも可能です。逆にその方が、それほど混雑していないかも…。
ただし、山は午後になってくると雲が出てくることが多く、せっかく千畳敷カールを見に来たのにガスで真っ白!!なんてことも考えられます。できれば午前中の早い時間に到着するのがおすすめですね!
千畳敷カール 菅の台バスセンター大駐車場の混雑予想!
↑2018年夏、菅の台BC大駐車場の朝5時前の様子
千畳敷カールへは、これまでに3回ほど行っていますが、毎回休日に行くのでいつも大混雑しています!!駐車場はもちろん、チケット売り場、バス乗り場、ロープウェイ乗り場など…千畳敷カールに行くまでの、ありとあらゆる場所で、かなり混雑するのです(;´Д`)
菅の台バスセンター大駐車場は、300台収容できる平面駐車場(屋根なし)で、24時間営業なので、前日入りする人は多いですね!
(以前、私が夏の時期に千畳敷カールに行ったときは、木曽駒ヶ岳までの日帰り登山を計画してました。大混雑を予想して、前日の夜に出発し、菅の台バスセンター大駐車場に着いたのは、夜中の2時過ぎだったと思いますが、その時間ですでに6割くらいは埋まっていましたね。その後も、どんどん車が入ってきたので、朝のうちに満車になったのではないかと思います。)
満車になった場合は、臨時駐車場が開くようですが、連休や休日にお越しの際は、なるべく早い時間に到着した方が良いでしょう。
千畳敷カール まとめ
今回は、千畳敷カールについて、バスやロープウェイの待ち時間、駐車場やチケットなどについてお伝えしました。
千畳敷カールは本当に人気の場所で、かなり混雑するので、なかなか気軽に行けないですね( ゚Д゚)!千畳敷カールに行こうと計画中の方は、混雑することを念頭に、時間に余裕を持って行きましょう。
ロープウェイ乗り場から出た後に、目の前に広がる千畳敷カールの絶景は本当に素晴らしいです!!!あの景色は一度は絶対見ておくべきですね。
ちなみに、ロープウェイ乗り場千畳敷駅の出口に、↑のように、今咲いている高山植物の案内が貼ってありました。写真に撮っておくと、実際に観察しながら歩けるので良いですね♪
コロナ対策も万全にして、楽しいお出かけにしてください(^^)